pHとは
pHとはpotential Hydrogenの略で水素イオン指数のことを言います。
pHの値は0から14まであって、7が中性もしくは化学的中性点といい、7以下の数値になるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。
水はその性質により酸性~中性~アルカリ性となり、水道水はその水質基準の5.8~8.6の間に調整されています。
pHの値は0から14まであって、7が中性もしくは化学的中性点といい、7以下の数値になるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。
水はその性質により酸性~中性~アルカリ性となり、水道水はその水質基準の5.8~8.6の間に調整されています。
pHの味
酸性は酸味があり、アルカリ性は灰汁のような味を感じ、指で触るとぬるぬるとした感触があります。
これらの性質は酸性であればpHが0、アルカリ性であればpHが14に近ければ近いほど顕著です。
水はその中に溶けている物質によりpHが変化します。
これらの性質は酸性であればpHが0、アルカリ性であればpHが14に近ければ近いほど顕著です。
水はその中に溶けている物質によりpHが変化します。
pH例
胃液 | 1.8~2.0 | 炭酸水 | 4.6くらい | 母乳 | 6.8~7.4 |
レモン | 2.0~3.0 | 雨 | 5.6くらい | 唾液 | 7.2~7.4 |
ワイン | 3.0~3.7 | 煎茶 | 5.9くらい | 血液 | 7.4 |
ビール | 4.0~4.5 | 水道水 | 5.8~8.6 | 涙 | 8.2 |
醤油 | 4.5~4.9 | 牛乳 | 6.4~7.2 | 海水 | 8.3くらい |
人体への関わり
普段の食生活において、酸性・アルカリ性のものがありますが、栄養学でいわれている酸性・アルカリ性食品と呼ばれているのは、
食品そのものが酸性・アルカリ性ということではなく、体内に摂取され、体内で酸性・アルカリ性を示すのかという事を表しています。
カルシウム(Ca)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)などを含む食品は、それぞれが体内でCa2+、Na+、 K+、Mg2+などの陽イオンとなってアルカリ性を示し、リン(P)、硫黄(S)はPO43-、SO42-などのようなイオンになるので酸性を示します。
例えば、梅干は食べたときに酸味を感じ、これ自体は酸性ですが、栄養学では典型的なアルカリ性食品になります。
人間の体は、pH値が平均7.35~7.45を保つようになっていますが、食品によって体が酸性・アルカリ性に傾倒することはありません。
人体の中でアルカリ性になるから体に良いという説明は間違いです。単純にミネラル、無機質などの栄養素が含まれているので体に良いのであって、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
水そのもの、食品に含まれる水分も同様のことが言えます。
カルシウム(Ca)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)などを含む食品は、それぞれが体内でCa2+、Na+、 K+、Mg2+などの陽イオンとなってアルカリ性を示し、リン(P)、硫黄(S)はPO43-、SO42-などのようなイオンになるので酸性を示します。
例えば、梅干は食べたときに酸味を感じ、これ自体は酸性ですが、栄養学では典型的なアルカリ性食品になります。
人間の体は、pH値が平均7.35~7.45を保つようになっていますが、食品によって体が酸性・アルカリ性に傾倒することはありません。
人体の中でアルカリ性になるから体に良いという説明は間違いです。単純にミネラル、無機質などの栄養素が含まれているので体に良いのであって、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。
水そのもの、食品に含まれる水分も同様のことが言えます。