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純水精製の仕組み
オーセンテックでは逆浸透膜の処理に加え、セラミック処理も行うことで高純度を長時間維持できるようにしております。
セラミック処理を加える仕組みをご覧ください。
セラミック処理を加える仕組みをご覧ください。
井戸水・地下水・水道水の状態
不純物と結合し粒子サイズが大きく、劣化及び腐敗する要因を多く持ちます。 これにより、原材料の風味や食感を阻害することがあります。 |
一般の浄水(アルカリイオン・中空糸膜・マイクロフィルターなど)
【浄水中】 | 【浄水後】 |
減過膜のサイズが5~1ミクロンまでが大半で、不純物の小さい物が0.1ミクロンになる物もあるので、減過し切れないことがあります。 | サイズの小さい不純物が残存し、劣化及び腐敗する要因に変化はなく、原材料の風味や食感を阻害する不純物がまだ残ります。 |
純水への浄水(逆浸透膜・イオン交換樹脂など)
【浄水中】 | 【浄水後】 |
微量のミネラルと共に、小さい粒子となり高い浸透率を得ることができます。これにより、原材料を阻害する物質がほぼなくなります。 | サイズの小さい不純物が残存し、劣化及び腐敗する要因に変化はなく、原材料の風味や食感を阻害する不純物がまだ残ります。 |
オーセンテックの特殊セラミック処理
純水の効用
コーヒーやお茶の味が良く、色が明るい。経時変化が少ない。
コーヒーや、お茶類の味や香気は、タンニン類・アミノ酸・カフェイン・遊離還元糖などの成分の微妙なバランスにより構成されます。
重金属やカルシウムなどのミネラル分と呼ばれる各種イオンは、水中に溶解している状態ではタンニンやカフェインと非常に反応しやすく、微量でも変色や味の変化・凝集物による濁りなどを起こします。
この物質は上品な渋みや苦みを呈するので、上等な材料ほど障害が大きくなるわけです。
また、アンモニアに起因する硝酸性窒素や殺菌用の塩素は、ビタミン・アミノ酸・糖類の破壊や変質を起こし、渋み・コクを狂わせます。
純水は、このような影響を与える不純物を含まないため、材料の持ち味を正確に引き出し、時間経過による変質も少ないのです。
重金属やカルシウムなどのミネラル分と呼ばれる各種イオンは、水中に溶解している状態ではタンニンやカフェインと非常に反応しやすく、微量でも変色や味の変化・凝集物による濁りなどを起こします。
この物質は上品な渋みや苦みを呈するので、上等な材料ほど障害が大きくなるわけです。
また、アンモニアに起因する硝酸性窒素や殺菌用の塩素は、ビタミン・アミノ酸・糖類の破壊や変質を起こし、渋み・コクを狂わせます。
純水は、このような影響を与える不純物を含まないため、材料の持ち味を正確に引き出し、時間経過による変質も少ないのです。
豆腐収量が増加。豆腐の食味、食感が良くなる。
豆腐は、中性塩溶液に溶ける性質があるグリシニンを大豆から抽出し、マグネシウム等の金属イオンで凝固させる物ですので、原料水にこれらの物質が溶解している場合には、当然浸出量が減り、有効成分がおからの方に残ってしまうことになります。
純水は原料大豆に吸収されると、豆自体に多量に含まれる可溶性塩類を素早く溶かし出し、硬度成分や不純物に干渉されない理想的な中性塩溶液となるので、グリニシンの溶解を促進させ、豆乳収量を増加させます。
(増加量は5~20% 使用時の水によります)
純水は原料大豆に吸収されると、豆自体に多量に含まれる可溶性塩類を素早く溶かし出し、硬度成分や不純物に干渉されない理想的な中性塩溶液となるので、グリニシンの溶解を促進させ、豆乳収量を増加させます。
(増加量は5~20% 使用時の水によります)
味・面・粘りの改善、仕上がり重量の増加。ゆで水が長持ち。
パンや麺類の生地は、水を加えてグルテンの形成とデンプンの膨潤をおこなわせ、腰や粘りを作り出します。
この時、食塩やかん水を加えるのは、タンパク質やデンプンに結合しているカルシウムやマグネシウムを、ナトリウムやカリウムと交換させて作用を促進するためです。
Ca2+MG2+の硬度成分が多いとグルテン形成が不充分になり、吸水も不足する上、腰や粘りが弱く、全体のドゥがもろくなります。
純水は、硬度成分やその他の不純物を持たないので、良い生地を作り易くします。
(ゆで麺のゆであがり重量増加)
この時、食塩やかん水を加えるのは、タンパク質やデンプンに結合しているカルシウムやマグネシウムを、ナトリウムやカリウムと交換させて作用を促進するためです。
Ca2+MG2+の硬度成分が多いとグルテン形成が不充分になり、吸水も不足する上、腰や粘りが弱く、全体のドゥがもろくなります。
純水は、硬度成分やその他の不純物を持たないので、良い生地を作り易くします。
(ゆで麺のゆであがり重量増加)
原料水、アルコール類・濃縮原料等の希釈に最適。
水を美味しくすると云われるミネラル成分は、鉄、マグネシウム、亜鉛等の重金属や金属類カルシウムなどのその他元素のことを云います。
これらの溶解物は、そのまま飲料水としてはともかく、希釈用水として、原料用水としては不純物です。
お茶やコーヒーが味を狂わせる様に、アルコール飲料や濃縮飲料は、品質の良いものほどこれら溶解物に影響されてしまいます。
純水は溶解物によるクセを持たないので、原料の持ち味を正確に出す飲料工業用として使われます。
(清涼飲料水、焼酎のアルコール度調整用水、濃縮還元ジュース製造)
これらの溶解物は、そのまま飲料水としてはともかく、希釈用水として、原料用水としては不純物です。
お茶やコーヒーが味を狂わせる様に、アルコール飲料や濃縮飲料は、品質の良いものほどこれら溶解物に影響されてしまいます。
純水は溶解物によるクセを持たないので、原料の持ち味を正確に出す飲料工業用として使われます。
(清涼飲料水、焼酎のアルコール度調整用水、濃縮還元ジュース製造)